アブラナ作物の病気対策

病気にかからないように注意しつつ、収量を上げ、品質面で良い作物を育てる事が重要です。
以下、病気予防について説明します。

チップバーン

葉物野菜の中で主要な病気であり、外側の葉が生長した後にこの病気にかかる事もあります。
キャベツやカリフラワー、ブロッコリーなどの野菜は、芯である茎に割れが生じる事がありますが、カルシウムやホウ素の欠乏、もしくは窒素肥料の過剰施肥が原因であると言えます。

黒点病

キャベツの内部でおこる病気であり、キャベツの成熟期に発生します。

根こぶ病

根の組織に感染し、感染した場所の生長に異常をきたすことが知られており、土壌の病原菌が原因で起きます。

症状が似ているため判別し難いのですが、葉の組織を分析する事により、欠乏している栄養を特定できます。(黄葉病や萎黄病を引き起こしている原因を確認する事が出来ます。)

黒い染みのような症状

黒い染みのような症状がキャベツに生じることがありますが、低温障害や過度の成熟により、この症状が出る事が多いです。

 

本記事は、Yara英国法人提供の農業科学情報を翻訳、記事化し掲載しております。

Yara International ~世界最大の老舗肥料メーカー~

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